ブルスポ公式ブログ

東京大学FC blue spotの公式ブログです!!!

家が遠い悩み。

こんにちは。三男の笠原です。

明日はクリスマスですが、みなさんいかがお過ごされるでしょうか。

私はクリスマスであることを全く忘れており、

シフト申請の時に、シフトを入れられる時間が全くない中、

なぜか24日だけ空いてたので喜んで一日中シフトを出したのですが、

後にその日がクリスマスであることに気づき、

通りで暇な訳だと合点しました。

聖なる夜にコーヒーを売って来ます。

 

 

さて、本日はですね、

家遠いあるあるについて述べたいと思います。

私は埼玉と茨城の県境に住んでおりまして

今は登校は片道1時間半で済むのですが、

駒場キャンパス時代は2時間以上、往復で4時間をかけて通学していました。

東京駅から名古屋駅まで新幹線で1時間40分なので、

毎日が小旅行なのです。

そこで自分が不便だなーと思う家遠いあるあるをいくつか話したいと思います。

 

 

 

1. 朝ごはんを食べて家を出、東京に着いてまず昼ごはんを食べる。

 

どういうことかわかりますか?

たとえば九時に朝ごはんを食べるとします。

そのあと身支度を整えたり少しゆっくりしたりして、

10時前に家を出るとします。

そして東京に着く頃には12時前なのです。

なのでまず昼ごはんを食べてから、用事を済ますことになります。

通学時間に莫大な時間を取られるため、私たちは昼ごはんを食べるタイミングがわからないのです。

13時から始まる3限に出るために11時発の電車に乗ると、もう着く頃には3限開始ギリギリの時間なので、昼ごはんをたべる暇がありません。

なので、そういう時は出発前に家で昼ごはんを10時ごろに済ませる必要があります。

 

 

 

2. 電車を調べて1時間20分かかるとわかったときに、「近い」と感じる。

 

もう1時間半の電車移動には慣れるので、

それより短時間で済むと、近いと思わず錯覚してしまいます。

もちろん移動自体は長いなーとは思いますが、

それでももう過ごし方に慣れてるので、

読書したり勉強したり、ゲームしたりと、

電車ライフをいかに充実させるかが勝負です。

同じ町に住む幼馴染の子は、

まるで飛行機に乗るかのように

アイマスクと首にかける簡易枕を携えて

電車に乗ります。

彼は通学が片道2時間半なので、

その気持ちはわからなくはないです。

 

 

3. シートハンティングがうまくいかなかったとき、無性に腹立つ。

 

どの地域でも使われてる言葉なのかもわかりませんが、

我々の地元では、

「乗車時に座席が空いてない場合、

いかに早く降りそうな人を見つけて、

その前を陣取ることができるか」

ということを「シートハンティング」と呼びます。

寝てる人は結構そのまま寝てる人が多いので、

本を読んでる人、

談笑を楽しんでる二人組

が主にそのターゲットになります。

しかしその中には全く降りない奴も当然います。

近くに立っていた人はみんなすでに座っている中、

こいつはすぐに降りるだろうと読み間違えてしまった自分だけはずっと立っている。

「早く降りろよコラ」

と胸の中で怒りをふつふつとさせながら、

電車が止まる度に降りろ降りろと念じます。

しかし越谷に着いても、春日部に着いても、東武動物公園に着いても、こやつは降りない。

「なんなんだお前は」

「早く降りろよどんだけ田舎に住んでんだよ」

と腹が立つだけでなく、もはや呆れてしまいます。

自分の方がずっと田舎に住んでるんですけどね。

でもいざ自分が座ってる立場の場合、

残念ながら僕は終点まで1時間半降りることはないので、

同様に僕をターゲットにシートハンティングを試みる目の前の人は、

僕に言いようのない怒りを覚えてるのでしょうね。ごめんなさい。

 

 

4. 1限が始まる前に家を出ても、2限に間に合わない場合がある。

 

これは駒場時代あったことです。

東大は8:30に1限、10:25に2限が始まります。

私は2限に出るためには8:08発に乗らないと間に合いません。

しかしコンタクトがうまくつけられなかったり、

ちょっとしたタイムロスがあって電車を逃してしまうことがあります。

ダッシュして駅に行ったのにわずかの差で間に合わなかった時はかなり絶望します。

朝は通勤通学のためありがたいことに10分に1本ペースで運行しているので、

「次の電車は8:19発か、、、」

と息切れしながら電光掲示板を眺めます。

8:19発じゃ間に合わないんだよなーと悲しみつつ、

ふと我に帰ることがあります。

「まだ1限が始まってもない時間に駅にいるのに、

なんで2限に間に合わないんだよ」と。

 

 

5. 長時間座ることに慣れる。

 

みなさんは大学に入る以前、

「終業式はやく終われよ表彰とかいらねえから、、、ケツがいてえよ、、、」

っていう経験を誰しもがしたと思います。

それが毎日起こります。

大学入学当初は毎日毎日痛くてしょうがなかったですが、

1ヶ月もすると不思議と慣れて、全然痛くなくなります。

今の自分なら、

体育館の冷たい床の上に体育座りして

終業式にどれほど些細なことで表彰状をもらう生徒に対しても、

その後ろ姿を見つめて心の底から祝える自信があります。

 

 

6. アルバムが二週目に入る。

 

歌手のアルバムはだいたい60分から90分くらいの長さが相場だと思います。

私は家から駅に向かってる道中でアルバムを流し始めるのですが、

電車に乗って目的地に着く前に1週終わってしまいます。

なので重複することなく音楽を楽しむために、

私は2時間の通学時間に合わせて、

2時間超の長さに調節した自作のプレイリスト、「駒場チルドレン」を

再生していました。

このプレイリストは名前の通り、

駒場への通学時間に最適な時間に編集された、ミスチルの曲を集めたプレイリストです。

少し脇道に外れますが、ここで問題です。

私は靴磨きの時に聴くための、ミスチルの曲を集めたプレイリストも作ってありますが、

そのプレイリストはなんという名前でしょう?

 

駒場チルドレン」というネームングセンスから考察してください。

 

 

 

 

 

 

正解は、

 

「靴磨きチルドレン」です。

 

この他にも、バラードを集めた「バラードチルドレン」

恋愛系の歌を集めた「恋愛チルドレン」

など様々なプレイリストがあります。

 

 

 

余談はここまでにして、

思わず長々と書き連ねてしまいました。

これだけ家が遠い人は日常的に不満を抱えているのです。

24時間という限られた貴重な時間のうち、

3-4時間が移動に消えるのですから。

 

飲み会で同じ時間に解散しても、

自分はみんなより1時間半遅れて家について、

翌日みんなより1時間半はやく家を出るのです。

理不尽だと思いませんか?

 

 

 

 

笠原。