ブルスポ公式ブログ

東京大学FC blue spotの公式ブログです!!!

被サービス業

2019年が近づいてまいりました。街中がクリスマスムードで満たされる中、郵便局の横を通り過ぎると、年賀はがきのポスターが貼ってあり、そのポスターには、イノシシが描かれていて、、、私の干支が二周目を迎える音が聞こえてきました。十分すぎるほど、大人になってしまったことを実感してしまう今日この頃です。

 

しかし、まだまだしょうもないことで悩んでしまうことが多いです。先日、いつものように暇を持て余してスターバックスを利用した時のことです。ちょうどレジ前には列ができていて、私は前から2番目の客でした。おそらくスターバックスあるあるなのでしょうが、キャンペーン商品の試食が先頭待ちの客に渡されるのを見てしまいました。そのお客さんは、不意を突かれたようなリアクションをしながらも、一礼して受け取っていました。そして店員はカウンターの中へと戻っていきました。

私は、店員さんが新しい試食を持ってきてくれるのを、頭の中では理解していました。

だがしかし、もらうときのリアクションに関して、大いに悩んでしまいました。

 

店員さんが善意でサービスしてくれたことに対して、さも当然のように受け取るのは失礼ではないか?だとすると、前のお客さんのように少々驚いたリアクションを見せながら感謝の言葉を述べるべきか?いやいや、私が前のお客さんに試食が渡されているのを見た事を店員は知っているはずで、嘘のリアクションだとばれて、店の奥でスタッフ同士の面白話にされるのではないか?

 

などなど、悩みまくっている間に手渡され、「どうも」と無表情のまま、受け取ってしまいました。正解を教えてほしいものです。

 

大勢で店などに入る時にはそのようなことで悩むことは全くないのですが、多勢に無勢。特に一人だと自分の身の振り方をすごく考えてしまいます。

 

先月一人焼き肉に行った時の話です。(申し訳ないのですが、既に多くの人にこの話をしちゃいました)

一人でも入りやすそうな雑多な焼肉屋さんを選んで入ったのですが、その日は平日でして、先客は一組という閑散具合でした。大阪に本店を構えるチェーン店のようでして、元気とノリの良さを売りにしているようです。中年カップル一組と私だけで、その元気とノリの良さを受け止めなければならないという、少々お客が劣勢の状況でした。

暇を持て余した店員は、アグレッシブに私のほうへと攻め込んできます。まずは僕の注文したお肉を店員のリズムで金網の上に置いていきます。肉攻めにより、生ビールの泡がどんどん無くなっていきます。

続いて、店員の口撃が始まります。

 

初手「お仕事帰りですか?」「はい」

 

二文字で答えるという、妥協をしてしまったことが運の尽きでした。店員が持っていたのは単発銃ではなく、機関銃。

 

「お仕事何されてるんですか?」「IT系です」

「職場どの辺ですか?」「渋谷です」

 

嘘に嘘が重ねられていきます。

 

「東京の方ですか?」「いや、九州です」なぜか嘘がつけなかった

「おいくつですか?」「25です」

「東京に来られてどのくらいですか?」「大学からなんで6年目ですね」

嘘が作り出した、新しい公式に数を当てはめていきます。

 

そんなこんなで肉を楽しむ余裕の無いまま一人焼き肉が終了しました。

一人で行動すると結構面白いシチュエーションに出会うことが多いですね。